2019/12/09
灯りから考える
人類の偉大な発明品の一つに照明があります。
夜間での活動の為に火を用い、元々は手元や足元を照らすものだったもの。
照らす対象は作業や合図の為だったものが、いつしか意匠的にも使われるようになりました。
住宅に照明計画を行う際に先ずは作業に適した照度を確保する事が大前提ですが、「寛ぐ」というものも家の大切な機能です。
その為には必ずしも明るさだけが必要とはなりません。
何を、どう照らしたいか。
その対象はモノであったり、人であったり、空間そのものだったり。
それを考える事はとても大切です。
寛げる、本質的に豊かな空間を住まいに。照明計画からじっくり考えてみませんか?