「丁寧に仕上げる、
収まりある家」
すべてのデザインには理由がある。
デザインが良くても住みづらければ意味がない。
機能美まで求めたデザインを追求します。
しつらえの良さを活かしたデザイン 光と風を最大限活かせる間取りを考える
皆さんは「しつらえ」という言葉をお聞きしたことがあるでしょうか。
茶道で有名な千利休が示した茶の七則というものがあり、「おもてなし」と「しつらえ」が理念として説かれ、現代に繋がっています。
この「しつらえ」は空間をその時その場にふさわしく整える事であり、家という空間に置き換えると、生活をより楽しく豊かなものへと変えていくためのものです。
その時その場にふさわしい空間作り
「しつらえ」の良さと言っても、どんな時に使用するのか、どの時間帯で使用するのか、どんな空間にしたいのかなど様々な要素を考えていきながら空間を演出していかなければなりません。
例えば空間を使用する時間帯に応じて、取り込む自然光の量を調節することで
朝と夕方のお部屋の雰囲気を変えてみたり、寝室の窓から見える四季の移り変わりに応じてお部屋のインテリアを変えてみたり。
家全体のデザインからインテリアのひとつに至るまで、すべてのデザインに意味があるからこそ「しつらえ」の良さが活かされる空間を演出できるのです。
機能美を追求したデザイン ディティールにこだわった使い勝手のよさ。
デザイン性に富んでいても、使い勝手が良くないために住み続けることが苦になってしまってはいけません。
本当に美しい家とは、すべてのデザインに意味があり、かつシンプルで無駄のない家なのではないでしょうか。
趣味やライフスタイルは家だけでなく、インテリアによっても創り出せるため、どんな暮らしがしたいかということをイメージしながら、トータルでデザインを考えてみることが大切です。
様々なところにある気付きにくい機能美
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和テイストにぴったりな軒下
和風住宅を見てみると、軒のある家が多いのではないでしょうか?古くからあるこの軒は、雨や夏の日差しを遮り、暮らしを快適にしてくれます。
このように課題解決のデザインには理由があります。 -
空間の印象を大きく変える照明計画
照明はその空間の印象を大きく変えることが出来るため、どういう意図でそこに照明が設置されているのかを建築会社に聞いてみることが大切です。照明の角度、明るさ、壁の色なども考えましょう。
人が住むことで際立つ美しさ 暮らす人やインテリアの魅力を最大限発揮してこそ
家は人が住むことを前提に建てられるものであり、そこに住むお施主様の好みや
インテリアの配置で家の雰囲気は大きく変わります。
家はあくまでも暮らしの箱であり、暮らす人やインテリアの魅力を最大限発揮してこそ
家づくりにおけるデザインの完成を見ることが出来るのです。
現代の家がシンプルなカタチを模しているのも、どんな時代にも受け入れられる
普遍的な美しさがあり、住む人の色に染まりやすいことも要因の一つかもしれませんね。
どんなデザインにも必ず意図が存在します。
私たち建築士はお客様の要望から
全てに意図のあるデザインを生み出します。